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元スレURL 【安価】栞子「皆さんの適性を見抜くことができました」 概要 歩くデスティニープラン栞子プレゼンツ 適性と言う名の将来直結な安価は大概無茶苦茶で… タグ ^虹ヶ咲 ^あなた ^虹ヶ咲 ^安価 ^コメディ ^カオス 名前 コメント
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7 名前: ◆ujI5ti/TD4Mo[saga] 投稿日:2011/06/29(水) 17 27 48.38 ID VI0bNXsQo 「てっきり鬼畜安価が来るかと思ったぜ」 あれだけフラグびんびんだったのに。 珍しいこともあるもんだ。 ……勘違いしないように言っておくが、鬼畜安価が欲しいわけじゃないぞ。 「お~い、桐乃。ちょっと用があるんだけど」 桐乃の部屋の前に立ち、ノックと同時に室内の桐乃にそう呼びかけた。 「なに? どうしたの?」 ほどなくして桐乃が部屋から顔を出す。 俺は桐乃の問いにはなにも答えず、そのまま桐乃を抱き寄せ、そして―― 「桐乃! 桐乃! 桐乃! 桐乃ぉぉおおおわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!桐乃桐乃桐乃ぉおおぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ! クンカクンカ! スーハースーハー! スーハースーハー! いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ! マイシスター・桐乃たんの綺麗な栗色の髪をクンカクンカしてるお! クンカクンカ! あぁあ!! 間違えた! モフモフもしないと! モフモフ! モフモフ! 髪髪モフモフ! カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! 『ありがとう』って言ってきた桐乃たんかわいかったよぅ!! あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! アニメ2期はまだですか桐乃たん! あぁあああああ! かわいい! 桐乃たん!かわいい!あっああぁああ! デレ分増大がマッハすぎて嬉し…いやぁああああああ!!! にゃああああああああん!! ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!! ブラコンじゃない桐乃なんて現実じゃない!!!! あ…デレない桐乃も暴力的な桐乃もよく考えたら… 兄 嫌 い の 桐 乃 ち ゃ ん は 現 実 じ ゃ な い? にゃあああああああああああああん!! うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!! いやぁぁぁあああああああああ!! はぁああああああん!! 隣の部屋ぁああああ!! この! ちきしょー! やめてやる!! シスコンなんかやめ…て…え!? 聞い…てる? 目の前の桐乃ちゃんがこれを聞いてる? 目の前の桐乃ちゃんがこれを聞いてるぞ! 桐乃ちゃんがこれを聞いてるぞ! 目の前の桐乃ちゃんがこれを聞いてるぞ!! ブラコンの桐乃ちゃんが僕に抱かれてるぞ!!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!! 僕には桐乃ちゃんがいる!! やったよ黒猫!! ひとりでできるもん!!! あ、兄貴大好きの桐乃ちゃああああああああああああああん!! いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああんさ沙織様ぁあ!! ま、麻奈実!! あやせぇえええええ!!! ブリジットぉおおお!! ううっうぅうう!! 俺の想いよ桐乃へ届け!! 俺の腕の中の桐乃へ届け!」 夏休み、二十日目。昼パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/10(水) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 安価+αを実行したら妹が固まった いったい何がいけなかったのか…… 懲りずに次いってみようか ≫15 15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/29(水) 17 34 28.08 ID LfoPs/yYo 沙織に「また沙織の家に泊まってお前の背中を流したいけどいつがいいかな?」というメールを送る 桐乃とこの安価の下の安価で悪戯対象になっているキャラにも同じ文章のメールを送る 22 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/29(水) 18 44 58.48 ID VI0bNXsQo 「なにこの微妙に鬼畜な安価」 桐乃と加奈子に送る必要性が全く見当たらないんだけど。 加奈子は沙織のこと知らないし、問題ないっちゃないけどな。 「問題は桐乃だよなあ……」 メール見た途端、怒り狂いそうだ。 『また沙織の家に泊まってお前の背中を流したいけどいつがいいかな?』 宛先に桐乃、沙織、加奈子のアドレスを入力し、送信ボタンに手をかける。 このボタンを押してしまえば、楽に……楽になれるんだ! 「ええい、ままよ!」 悩むこと20分。 俺は清水の舞台から飛び降りるような心境で、ついに送信ボタンを押した。 <ソンナーヤサシクシナイデ♪ バン! バタバタバタ! バン! 「ちょっと、あんたこれどういうこと!?」 送ってからまだ1分も経っていないというのに、鬼の形相で俺の部屋へと乗り込んでくる桐乃。 「ど、どうもこうも……そういう意味だ」 ここでとぼけるような真似はしない。 ネタが上がってるんだからとぼけるだけ無駄なのだ。 って言うか、ネタが上がってなくても俺は素直に白状していただろう。 今の桐乃は目が血走っていて、有無を言わさない迫力がある。 まるで親父そっくりだ。……こんなところまで似ないでくれ。 だが、ここからは俺のターンだ。 言い訳なら、既に考えてあるんだぜ! 「実はな……俺、巨乳好きなんだ」 「は? いきなり何を……」 「俺、前に沙織に飛びついたことがあったろ?」 秋葉の駅で、「おまえの胸が一番好きだ」と叫んで沙織に飛びかかったあれだ。 「それがなんなの!? っていうか、今思い出した! 余計今回の件に関して追及しなきゃいけなくなったんだけど!?」 「いいか、一度しか言わねえからよく聞けよ! 俺は! 巨乳な桐乃が見たいんだよ!」 「うえぇ!? な、何言ってんの!?」 「桐乃だって小さくはないが、サイズ的には沙織のがベストだ! 俺の好みど真ん中なんだよ! だがなあ、俺が見たいのは沙織の胸じゃない! 桐乃、おまえの胸が見たいんだ! だけど、兄妹でそんなこと頼めるわけがない! だから俺は沙織に頼んだんだ! あ、別に直接見たわけじゃないぞ。水着着てたし。……沙織にとっては失礼な話さ! だけど、あいつは笑って許してくれた! 俺が妹に手を出してしまわないように! 俺が道を踏み外してしまわないように!」 ここまで、一息で言い終えた俺は、息も絶え絶え、ハアハアと肩で息をしている。 もはや、支離滅裂で何が言いたいかも定まらない。 「……要はなあ! 俺は巨乳なおまえが見たいんだ! わかったかああああ!」 「…………だ、だって……まだ中学生だもん」 桐乃は真っすぐ下を向き、なにやらぶつぶつと呟いている。 「兄貴のばかあああ!」 「あっ! ま、待つんだ桐乃!」 桐乃はそのまま部屋を飛び出すと、自分の部屋ではなく、1階へと降りて行った。 「桐乃…………ん?」 気が付くと、携帯に2件のメールの着信があった。 携帯を操作し、メールを開く。一つ目のメールの差出人は加奈子だった。 『おい、沙織って誰だよ。女か? 加奈子よりかわいいなんてありえねーとは思うけど、沙織って誰だよ。ていうか背中流したってどういうことだ、コラ? ていうか沙織って――』 「……沙織の正体について食いつきすぎだろ」 いったい何がそんなに気になるのか……。 もう一つのメールを開くと、それは沙織からの返信だった。 『拙者はいつでも構わないでござる。むふふ、どうやら京介氏も拙者の身体の虜になってしまったようでござるな』 「……ああ、こいつはそんな奴だったよな」 23 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/29(水) 18 45 25.41 ID VI0bNXsQo 翌日。 「京介、ちょっと買い物行ってきて」 「えぇ、俺が行くの?」 「カリビア――」 「行ってきます! ……で、何買って来ればいいんだ?」 「牛乳。この間買っといたはずなのに、もうなくなってるのよ」 そんなわけねえだろ。……お袋のことだから、この間っつってもどうせ1週間前とかなんだろうな。 夏休み、二十日目。夕方パート 安価成功 夏休み二十日目終了。 本日の好感度変動 桐乃 朝 +1 昼 +0.5 夕 +0.5(嫉妬補正) ―――――――――── 計 +2 沙織 +1 加奈子 ±0 佳乃 +2 夏休み二十日目終了時の好感度 桐乃 +9 ※嫉妬心を自覚。今後のやりようによっては……? 麻奈実 +6 黒猫 +1 ※覚醒済み 沙織 +5 あやせ +1 加奈子 +6 ブリジット +4 日向 +3 ※眼鏡をかけるようになっている 珠希 +2 瀬菜 +5 フェイト +2 佳乃 +1 赤城 +2 大介 ※殺意の波動の気配がする「仏の顔も3度まで」残り…1回
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11 19 29.13に銀バエ登場! ↓ 行動安価 クロバットレベル5あげる。 ↓ ネピアが吸血を忘れ、エアカッターを習得! ↓ 行動安価 ネピア抜きで進める 。 ネピアの代わりにちんげをパーティに投入! ↓ 安価により、パーティのゆう・ばくだんがネピア・ようがんと交代。 ↓ 銀バエお出かけ ↓ 帰宅し、すぐに木の実達に水をあげる優しさを見せる。 ↓ 行動安価 かそくを進化させる パーティのちんげとかそくが交代。 ↓ コイサンがはねるを忘れ、岩砕きを習得! ↓ かそくがあくびを忘れ、きりさくを習得! ↓ かそくがケッキングに進化 きりさくを忘れ、いばるを習得! ↓ 行動安価 ネピアをレベル40まで上げる ↓ (銀バエ賢者タイム) 行動安価 進める ↓ 優しいおばあちゃんに回復させてもらう(次回から凸フラグが立つ)。 銀バエ「おばあちゃん……元気かな……… 」 ↓ 技マシン・「ひみつのちから」をゲット ↓ コイサンがりゅうのいかりを忘れ、にらみつけるを習得! ↓ りゅうせいのたきに到着 サンド、ソルロックをゲット指令発動
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元スレURL @何が何でもゆうぽむに収束する安価ssねんまつ編 概要 何が何でもゆうぽむしたくてウザ絡みする侑ちゃんに困惑ぽむ タグ ^高咲侑 ^上原歩夢 ^短編 ^安価 ^コメディ ^ゆうぽむ 名前 コメント
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【ミリマス】P「春日未来育成シミュレーター?」【安価】 執筆開始日時 2015/11/27 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448625040/ 概要 小鳥「はい、未来ちゃんの性格を基に作った人工知能に命令して育成するゲームです!」 P「ゲームですか」 小鳥「は与えた命令によって人工知能が成長しますからこれからのプロデュースにもきっと使えると思いますよ」 P「なるほど、では少し触ってみますね」 小鳥「はい!」 タグ ^春日未来 ^音無小鳥 まとめサイト エレファント速報 ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SSびより wiki内他頁検索用 コンマ シミュレーター ミリオンライブ 作者◆XqH4A/tAxOgB氏 安価 春日未来
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【安価】ミリP「みんなが恵美に頼りすぎてる」 執筆開始日時 2016/09/04 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1472998625/ 概要 「たしかに恵美は頼りになるんだが…ちょっと最近のアイドル達は甘えすぎだ。恵美とも話をしないと…」 ガチャ 恵美「おはよプロデューサー!今日って午前で仕事終わりだよね!?午後ファミレス行こうよ~!」 P「ああ恵美、おはよう、ちょうどよかった、話しておきたいことが…」 ガチャ 恵美「ん? 4じゃん、おはよっ!ん~?顔色悪くない?なんかあったの?」 P(嫌な予感が…) 4 来たアイドルと、恵美にお願いする内容どうぞ (時間帯にもよるけど5人くらいやれればと思います) タグ ^所恵美 ^伴田路子 ^松田亜利沙 ^天空橋朋花 ^望月杏奈 ^野々原茜 ^豊川風花 まとめサイト あやめ2nd えすえすmode おかしくねーしSSまとめ ひとよにちゃんねる ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SSびより SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 ミリオンライブ 作者◆8XTh35Hwrg氏 安価 所恵美
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119 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 08 28 51.38 ID V0XvhjTeo 夏休み十五日目 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/06(土) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx すっげえ今さらなんだけど、家デートって何すればよかったんだろう 結局、終始ごろごろしてただけなんだけど あれでよかったんだろうか 夏休みも折り返し地点だ。残り半分よろしく頼む ≫127 127 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 08 51 09.77 ID /c2K/597o 今日一日女装姿ですごす その姿で知り合い5人以上に会う 129 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 09 32 36.22 ID V0XvhjTeo 「朝っぱらからなんつー安価を!」 誰が得するんだよこんなの! もういっそスレタイを、“おまえら「安価で京介に悪戯する」”に変えた方がいい気がしてきたぞ。 「……ところで、出会う5人はこの後の安価で出会うやつらも数に入れていいんだよな? いいと見なす」 ……俺としても少しでも被害を抑えたいんだよ。 ここは黙って見逃してくれ。 「問題は誰に服を借りるかということだ」 この安価のためだけに服を買うほど俺はブルジョワではない。 そもそも、服屋に行って自分用にレディースの服を買うとか恥ずかしすぎる。 店員さんの視線を想像しただけで胸が苦しくなるわ。 「服を借りれそうなのはこいつらだな。サイズ的な意味で」 勿論、多少サイズが合わないのは仕方ない。 それをきっちり考慮しちまうと、沙織かフェイトさんにしか借りれなくなっちゃうからな。 ①桐乃 ②麻奈実 ③黒猫 ④沙織 ⑤あやせ ⑥瀬菜 ⑦フェイトさん さて、誰から借りようか ≫137 137 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 09 41 10.01 ID eFcmMNfso 7 141 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 10 12 18.10 ID oUErzgSAO フェイトさんキター 142 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 10 43 26.97 ID /FnEYerDO かなかなちゃんのフラグが順調過ぎて怖い 144 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 10 50 14.31 ID QO8e+WL/o 加奈子にはそろそろキスくらい迫ってもいいのではないだろうか 157 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 13 48 21.46 ID dWlwc3BI0 そろそろ加奈子が天元突破するぞ 158 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 14 15 06.88 ID 4jywNW7Yo 加奈子の好感度やべwwww そろそろ頼めば何でもやらせてくれるレベルなんじゃないのか?ww 159 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 14 37 45.76 ID 7aIqxGAzo 土下座すれば無い乳さわらせてくれるレベル 160 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 15 11 56.69 ID NDyiy0pb0 土下座なんてしなくても欲求不満って言えばさわらせてくれるだろ 161 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 15 22 02.31 ID oUErzgSAO 乳よりぷにぷにのお腹を触りたい 162 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 16 01 19.59 ID V0XvhjTeo 「フェイトさんか」 色々と大丈夫だろうか。不安だ。 そういえば、あの人の私服って見たことないな。 かつては黒猫のような恰好をしていたなんてことを言っていたが今はどうなんだろう。 「会ってみないことにはわからないか」 「服を貸してくれ?」 「そうなんですよ。実はやむにやまれぬ事情があって、女装しないといけなくなりまして」 “やむにやまれぬ事情”とやらについては伏せておいた。 フェイトさんも大人だし、その辺はわかってくれるだろう。 「そっか、女装か……変わった趣味をもってたのね」 「やむにやまれぬ事情って言ったでしょ!?」 「冗談よ。黒猫さんか桐乃ちゃん絡みなんでしょう?」 「え、ええ。実はそうなんすよ」 この際そういうことにしてしまおう。そう思われた方が俺としてもありがたいしな。 「でも……困ったね。僕はふりふりのスカートとかは持ってないんだよ」 「あ~、確かにそんなイメージないですね」 「京介くん、さりげなく失礼なこと言ってない?」 そうかもしれないが、自分のことを“僕”って言っちゃうフェイトさんの方にも問題はあると思うんだ。 黒猫みたいな恰好してたのは昔の話らしいし、こりゃあ期待薄だな。 「あ、スーツでもいいなら一応スカートの物もあるけど?」 「じゃあそれでお願いします」 「期待に応えられなかった詫びがわりというわけじゃないが、ついでにメイクも教えてあげよう」 「すいません、助かります」 それから俺たちは、一旦フェイトさんの家へと向かった。 女性もののスーツを貸してもらったり、メイク道具を利用させてもらったりするためだ。 到着したフェイトさんの家は、いかにもといった、お世辞にも綺麗とは言えないアパートだった。 早速、借りたスーツ着替え、メイクを施してもらう。 「…………ぷっ」 「…………」 そらそうなるよ! 服装とかそれっぽいメイクが加わったところで、元が俺で、しかも髪型が俺のまんまなんだもの! 違和感ぱねえ! 誰だこの不細工は! 鏡に映るこのひどい有様を見て、気概が急激に萎えていくのがわかる。 御鏡みてえな奴ならそれなりに映えたんだろうけどさ。 「……そうだ! ちょっと待ってて」 「?」 何かを閃いたフェイトさんは押し入れを開け、ごそごそと中を物色し始めた。 「たしかこの辺に……あった!」 お目当ての物を見つけたらしく、押し入れに頭を突っ込んだ状態から戻ってくるフェイトさん。 「かつら?」 フェイトさんが取り出したのは、栗色の長髪をしたかつらと思われる物体だった。 「今どきはウィッグって言うのよ。……昔、まだ私が黒猫さんみたいだったときに使ってたものなの」 「よく、とってありましたね」 「ん……思い出の品だからね。他は捨てちゃったんだけど、なんだかこれは捨てられなくて」 「……いいんですか? 俺が使っちゃって。思い出の品なんでしょう?」 人の思い出の品を悪ふざけのために使うなんて、心が痛む。 「いいのいいの。押し入れでほこりをかぶってるよりは、誰かに使われた方が嬉しいから」 「……じゃあ、ありがたくお借りします」 「うん。頑張ってね、京介くん」 夏休み、十五日目。朝パート 安価実行中 ※現在、女装中に出会った人 1人 163 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 16 02 00.61 ID V0XvhjTeo 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/06(土) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 女装に成功したぞ! コスプレと違ってちっとも気分が高揚してこないんだけど ……似合ってるかどうかは聞くなよ? この状態で次の安価だ。 ≫173 173 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 16 17 37.24 ID UaOaXiWDO あやせに桐乃が麻奈実と一緒だと不機嫌になるので、四人で何処かに行った後に二人で席を外して様子を見てみないかと誘う 180 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 17 01 32.51 ID V0XvhjTeo 「よりにもよってこのタイミングで!?」 一番危険なやつに立ち向かえというのか! この恰好で! 神はいないのか……。 女装さえしてなきゃ、すっごくまともな安価な上に俺の悩みの一つが解決されるかもしれない素晴らしい安価だというのに。 「くそっ……俺は女装で安価とったやつを恨むぞ」 「通報しました」 ビイイイイイイイイイイ! けたたましく鳴り響く警報音。 音の発生源は、もちろんあやせの持つ防犯ブザーだ。 「ま、待て落ち着け! 今鳴らされたら本当に逮捕されちゃう!」 今はシャレにならないからやめて! これにはやむにやまれぬ事情があるんだってば! 「……お兄さんの事情とか正直どうでもいいです。というか、桐乃のことで相談があると言われなかったら即刻帰ってるところですよ?」 「…………誰も好き好んでこんな恰好してるわけじゃないってことだけは分かっといてくれ」 そこから俺は、あやせに、“桐乃と麻奈実の仲が悪い事”、“俺としては二人に仲良くなってもらいたいこと”を告げた。 前者についてはちゃんと桐乃が一方的に麻奈実を嫌っているようだという注釈つきだ。 「なんでか知らないけど、桐乃のやつ、麻奈実を見かけるとすげえ不機嫌になるんだよな」 「……それ、本気で言ってるんですか?」 「ん? もちろん本気だぞ。桐乃が不機嫌になるのは間違いないし」 「そうじゃなくて。……はぁ、もういいです。お兄さんにその辺の事は期待しません」 なんだか知らない内にあやせ失望されてしまったようだ。 「私としてもお兄さんの意見には賛成ですし、お手伝いしますよ。で、何をすればいいんです? 私にわざわざ相談してきたのは私に頼みたいことがあるからでしょう?」 「話が早くて助かるよ」 そして俺は、安価にあった“4人で出掛けて、あやせと共に席をはずし2人の様子を見る”という作戦を提案した。 作戦を聞いたあやせは、しばらく「うーん」と考え込んでいたが、 「それで解決するとは思えないですけど、解決の糸口を探るにはいいかもしれませんね」 そう言って、一応は賛同してくれた。 「だろ?」 「で? いつ出掛けるんですか?」 「早い方がいい。できれば今からか……それか夕方にでも」 「今からって……まさかその恰好で行く気ですか?」 「ごめん。やっぱ明日でいいかな?」 べ、別にへたれたわけじゃないぞ。 あくまでも、この作戦の不安要因はできるだけ取り除いておきたいだけだ。 というか結構まじな悩みの種なので、それくらいの融通は許して欲しい。 「ところでさ、なんでさっきからずっとそっぽ向いてんの?」 「ぶっちゃけキモいからです」 ですよねー。 夏休み十五日目。昼パート 安価成功 ※翌日、十六日目・朝パートの安価内容が『桐乃、麻奈実、あやせと一緒にお出かけ』に決定されました。 ※現在、女装中に出会った人 2人 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/06(土) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx いやっほおおう! 誘うことに成功したぞ! 明日の朝から出掛けて来るぜ! この状態で残り3人に会わなきゃならないのか。こりゃ延長戦も覚悟だな 次≫190 190 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 17 14 40.27 ID QO8e+WL/o 黒猫へのリベンジ。黒猫の肩のゴミを取ってやる振りをして黒猫の耳の穴に指を突っ込む その後、間髪いれずスカートめくりを食らわせて 「夜魔の女王敗れたり。これからは女装王の従者として忠勤を尽くすがよい」と語りかける 193 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 17 49 21.39 ID NDyiy0pb0 ≫190 よくそんなの思いついたなwwwwww 194 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 18 09 07.99 ID RIcNpSW9o ≫190 ワロタww 195 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 18 13 29.33 ID B4962V7AO ≫190 これは期待wwwwww 196 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 18 47 40.30 ID NDyiy0pb0 好感度-決定だなwwwwww 197 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 18 58 05.70 ID aE81TuwU0 ≫190 やばい、天才だコイツwwww 198 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 19 09 20.15 ID V0XvhjTeo [10/12] 「わけがわからん」 なんか、『ピィプ―ヘ√レvv~―』とかいう効果音が聞こえてきそうな安価だな。 俺、北斗神拳なんて使えないんだけど。 というか、女装王って俺のことか。それはもはや女王なのか王なのか……。 「どちら様かは存じませんがお引き取り下さい」 「そんなテンプレな台詞で追い返そうとするんじゃない! 俺だよ俺! 高坂京介だよ!」 黒猫宅を訪れたはいいが、案の定拒絶される俺。 そらそうだろ。いきなり女装した野郎が現れたら誰だって拒絶するわ。 せめて事前に「これから女装した俺が伺いますのでどうか追い返さないでやって下さい」と連絡を入れるべきだった。 「どちらにしろお引き取り下さい」 「まずはその敬語をやめて!」 「なんでそんな恰好してるのよ」 「俺だってこんな恰好したくはなかったさ」 でもな、世の中にはやむにやまれぬ事情というか、安価というか……とにかく色んなしがらみに満ちているのだ。 「なんというか……端的に言えばおぞましいわ」 「それは俺もわかってる」 これはやばい。 早くなんとかしないと、ぐんぐん俺の好感度が下がって行ってしまう予感がする。 「お、黒猫。肩にゴミがついてるぞ?」 なので、少々強引にではあるが安価の達成に向けて動き出す俺。 「え?」 「今だ!」 ピィプ―ヘ√レvv~―。 「ひゃっ!? い、一体何を――!?」 「続いてこうだあ!」 ばさぁっ……。 「!?」 「ふっ……夜魔の女王敗れたり。これからは女装王の従者として忠勤を尽くすがよい」 …………決まった。完璧だ。 もはや非の打ちどころもないくらい美しく決まった。 あのマンガなら今頃は『ひでぶ!』なり、『あべし!』なりの断末魔が響いている頃だ。 だが、現実は非常である。 200 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/06/20(月) 19 10 18.56 ID V0XvhjTeo [11/12] 「ふ……ふふふ…………要は、そんな恰好をして私を挑発しにきたというわけね?」 段々怪しくなる雲行き。 だが、捨てる神あれば拾う神あり。怪しくなる雲行きには意外な助け舟が現れるもの。 「ルリ姉、ご飯ま――」 そこまで言いかけて、そのままピシリと固まる日向ちゃん。 「おい、大丈夫か? 戻ってこい」 可愛そうに。 日向ちゃんは玄関に半分ほど身を隠し、完全に怯えてしまっている。 「あ、あの……どちら様ですか?」 「高坂だよ。この恰好については深く追求しないでくれると嬉しい。……俺にも悲しい事情があってな」 しばらく俺と黒猫を交互に見ていた日向ちゃんだったが、ようやく合点がいったらしい。 「…………ごめんね、高坂くん。ルリ姉が迷惑おかけしてます」 ただし、間違った方向にだが。 「ちょっと、何を勘違いしているの! この変態は自らこの恰好をしてるのよ!」 「うん、わかってる。大丈夫だよルリ姉。高坂くんはそんなルリ姉でも友達でいてくれるよ。ねっ、高坂くん?」 「おう! 当然だ!」 「待ちなさい! 勝手に話を都合のいい方向に進めるんじゃない!」 玄関先で俺たちが騒いでいるのを聞きつけたのか、今度は珠希ちゃんが現れた。 「お姉さま、どうし――あれ? お兄ちゃん、今日はお姉さまのマネですか?」 ピシリ。今度は黒猫が固まる番だった。 珠希ちゃんにとっては、こんなゲテモノと自分の恰好が、同一のものとしてカテゴライズされているという事実が黒猫には何より堪えたのだろう。 「じゃあ、俺はそろそろ帰るな」 「うん。ごめんね高坂くん」 「おまえが謝ることじゃないさ。それより、そこで固まってる黒猫のこと頼んでいいか?」 「うん、大丈夫。ルリ姉のことは責任もってなんとかするから」 黒猫のやつ、しっかり者のいい妹を持って幸せだな。 眼鏡もかけてるしな! 夏休み十五日目。夕方パート 安価成功 ※女装状態で出会った知り合いが5人を超えました。 夏休み十五日目終了 本日の好感度変動 黒猫 安価内容 -1 女装補正 -1 ――――――― 計 -2 あやせ 安価内容 +1 女装補正 -1 ――――――― 計 ±0 日向ちゃん +1 珠希ちゃん ±0 フェイトさん +1 201 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 19 14 18.16 ID /YviMYhLo なぜ上がるw 202 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 19 14 23.72 ID womuNDTp0 黒猫にはしっかり悪戯してるな 205 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 19 37 07.08 ID 6abSXmKDo しかしかなかなの成績が良すぎるなww これが魔法少女の力か・・・! 206 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 19 45 19.48 ID rfdYCgtDO 黒猫の好感度下がりまくりwwwwww 209 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 19 58 12.07 ID c1B6HJJAO 現在の主な京介評 桐乃→バカ兄貴(ツンデレ入り) あやせ、黒猫→鬼畜上等変態 加奈子→加奈子に気がある?しょーがねー奴♪ 沙織→少し変でござる。何かあったのでしょうか… 麻奈実→きょうちゃん 瀬菜→お兄ちゃんと…、フヒヒ。の高坂先輩 ブリジット→ちょっと変なおにいちゃん♪
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ジムリーダーが女であることを聞き、 喜んでレイプされに行くにせもん。 コイツ・・・イカレてやがる・・・・ VSナタネ 興奮しながら虫だけで凸したが、トレーナー全員倒さないと ナタネと戦えないという寸止め →L10のむしだけでは何もできないのでお助けポケ 「けつば」 パン!パン!パン!パン!パン! パン!パン!パン!パン!パン! パン!パン!パン!パン!パン! パン!パン!パン!パン!パン! ジムにいた女たちを叩きまくり、ナタネに到達! 激しいプレイ! 値段はたったの234円なので何度もおねだりをする! 下の方が疲れてきたのでむしを進化させる ※安価でむしはL20で進化することに だが覚えている技は がまん なきごえのみ M専用の技!素晴らしい! 虫が進化したので安価を出す 「母に乙」 ハクタイから家に徒歩でもどる俺カックイイ! 母に虫が進化したことを伝える。 「売れるアイテムを全て売り、Mスターボールにつぎ込む」 →嫌な悪寒を感じながら130個購入 「倒してないトレーナーを全て倒し 獲得したお金でモンスターボールを買う」 →とうきゅうれんしゅう フラグが たった! 釣り人軍団に会いに行く途中 ついでにパチリスGET 名前:ぱんつ →にせもんは そとで ゲームが しにくくなった! 「3匹パーチー安価してナタネジムに戸津」 ナタネとSM?そうなんでしょ?ねえ? →きんにく ぱんつ なまごみで凸することに 結果:ナエトルL20に負けた 変態の岩砕きで12分の1くらいのダメージ ぱんつはがまんで攻撃できるほど打たれ強くない なまごみ論外 →お助け安価「ながとゆきがなかまにくわわった!」 VSナエトルL20 長門が誘惑する ↓ ナイドヘッドでボッコボコ ここで日本晴れを使われると苦しい VSチェリムL20 長門が誘惑 ↓ 長門が呪う ↓ 生ごみ+筋肉が時間稼ぎ マジカルリーフがややうざい VSロズレイドL24 長門が誘わ・・・・死亡 「傷薬とかあれば、少しは楽になりそうだな 買わせないけど」 ×買わせない ○買えない さっきまであった199円はナタネ様に取り上げられる始末 死に掛けの長門が誘惑→ロズレイド混乱 →長門が倒れ、ぱんつに交代 →ぱんつの がまん! 相手は混乱していたため一回しか攻撃できなかった ロズレイドに72という大ダメージを与え勝利! ナタネ:あらためていうけど あなたつよいんだ! それだけ ポケモンを そだてるの たいへん だったでしょ? でも それが あなたの ポケモンへの あいじょう って やつ だよね それを みとめ これを おわたしします! にせもんは ナタネから フォレストバッジを もらった! 後にこの長い戦いにより、にせもんにナタネ中毒をもたらすことになる。 -
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「安価で適当にポケモン擬人化描く」で描いたポケモンたちを 図鑑№で並べていくまとめです。 画面最大でないとうまく表示されないかもしれないです ノリで描いてたりするので、ネタだったり夢が壊される恐れがあったりします。 ※ここにある絵は二次創作ではありますが 個人のHD内にコピーすること以外の「転載・再配布・複製」を固く禁止させて頂きます。 使ってもらうための素材として置いてあるわけではありません。 画像の改変・他ゲームへの使用などもお断りさせていただきます。 『まとめブログによるスレのまとめ』以外の転載はお断りさせていただいてます。 ほかのところでみかけても、たにんのしわざだよ! 20100910 現時点で出てる物貼り付け終わりました。 ~ヨネザワシティ スレ 残り@50/493 中の人のポチポチマウスクリックと、多くの有志のご協力のもとに作られています。 ありがとうございます。 安価で適当にポケモン擬人化描く 安価で適当にポケモン擬人化描く 赤 安価で適当にポケモン擬人化描く 緑 安価で適当にポケモン擬人化描く 青 安価で適当にポケモン擬人化描く 黄 安価で適当にポケモン擬人化描く 金 安価で適当にポケモン擬人化描く 銀 安価で適当にポケモン擬人化描く 水晶 安価で適当にポケモン擬人化描く 紅玉 安価で適当にポケモソ擬人化描く 蒼玉 安価で適当にポケモン擬人化描く 火赤 安価で適当にポケモン擬人化描く 葉緑 安価で適当にポケモン擬人化描く 翠玉 安価で適当にポケモン擬人化描く 真珠 安価で適当にポケモン擬人化描く 金剛石 安価で適当にポケモン擬人化描く マサラ 安価で適当にポケモン擬人化描く トキワ 安価で適当にポケモン擬人化描く ニビ 安価で適当にポケモン擬人化描く ハナダ 安価で適当にポケモン擬人化描く ヤオタウン 安価で適当にポケモン擬人化描く クチバ 安価で適当にポケモン擬人化描く レインボーブリッジ 安価で適当にポケモン擬人化描く フリーダム号 安価で適当にポケモン擬人化描く ネゴシエイタウン 安価で適当にポケモン擬人化描く ヨウギシティ 安価で適当にポケモン擬人化描く タマムシ 安価で適当にポケモン擬人化 シオン 安価で適当にポケモン擬人化 セキチク 安価で適当にポケモン擬人化描く ヤマブキ 安価で適当にポケモン擬人化描く グレン 安価で適当にポケモン擬人化描く チャンピオンロード 安価で適当にポケモン擬人化描く Cat s Afox 安価で適当にポケモン擬人化描く セキエイ 安価で適当にポケモン擬人化描く ワカバ 安価で適当にポケモン擬人化描く ヨシノ 安価で適当にポケモン擬人化描く キキョウ 安価で適当にポケモン擬人化描く ヒワダ 安価で適当にポケモン擬人化描く ゴールデンブリッジ 安価で適当にポケモン擬人化描く コガネ 安価で適当にポケモン擬人化描く パンコット宮殿 安価で適当にポケモン擬人化描く シチコクヤマ 安価で適当にポケモン擬人化描く ヨネザワシティ
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60 名前:コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k [病院] 投稿日:2007/07/17(火) 02 28 48.08 ID X3tzfsc/O 北向きの窓からは太陽は見えず、たとえそれが4階という高さであっても変わることは無い。 柔らかな風邪が吹く屋上に昇って、ようやく私は独りになるのだ。 この大き過ぎる『家』では、何処にいても誰かの視線が付き纏うのだから。 小さい頃から。……いや、物心つく前から私はここにいた。 3歳の時に女体化してしまった稀な症例は、私の体の弱さからきているのだろうか。 誰が来る訳でも無い、この白い箱の中が私の総てだった。 人間関係はそう不得意でもなかった私は、白衣を纏う人達からは懇意にしてもらっていた。 でも、本当の私を理解しようとする人は現れず、遂に中学を卒業する年齢になった。 それまで私にとって本当に友達と言えるのは、幾度となく読み返される文字の羅列と昔買ってもらったウォークマンだけだったのだ。 そう、彼が来るまでは――― 「よう! 何聞いてんだ?」 「……はぁ……またアンタ? 私は一人でいたいの…ほっといて……」 お調子者で、人懐っこくて、そんな彼は何度も何度も私の病室に足を運んだ。 彼が来る度に私は本を閉じて彼を睨み付けた。そうでもしていないと、冷静な私を保てなかったから。 それぐらい彼は人の調子を狂わせる、憎むべき憎めない存在だったのだ。 「よっ、気に入ってくれたか?」 「……アンタもうちょっと静かな曲は聴けないの?」 「病院でそんなん聴いてたら滅入っちまうだろ?」 彼は突っぱねても突っぱねても私の部屋に顔を見せるようになっていた。 私もまた、彼がいることが普通の事になっていて、それに気付いた時は苦笑いが止まらなかった記憶がある。 そういえば、彼から借りたCDの3曲目は、なんという曲だったっけ。 61 名前:コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k [] 投稿日:2007/07/17(火) 02 30 05.53 ID X3tzfsc/O そしてある日、検査を終えた私はある事実を突き付けられていた。 ―――次、発作が起こったら――― 不意に母さんが亡くなった時の事を思い出した。父さん、同じくらい泣いてたっけ。 その日は何だか彼に会う気になれなくて、私は久々に屋上まで昇った。風は目に凍みても、涙は出なかった。 その日に初めて、彼の所に私から行ったのを覚えてる。 彼は何も言わずに、私にベッドを半分貸してくれた。 「ねぇ、……ちょっとだけ……背中貸して……」 大きくて広い彼の背中はとても温かかった。 解けなかった私の涙腺が、雪解けのように静かに解かれた。 独りで泣けない自分に悔しくて、こんな風にした彼が憎らしくて、私は、声を殺しながら。 「……私が…何を……なんで…私が……」 誰を恨むことも出来ない。 誰を責めることも出来ない。 誰も悪くない。 彼は寝返りを打つと、優しく私抱いた。 62 名前:コゲ丸 ◆CI4mK6Hv9k [] 投稿日:2007/07/17(火) 02 30 45.66 ID X3tzfsc/O 彼と初めて会ってから2ヶ月が過ぎる頃、彼はこの家を去って行った。 「おめでと…アンタがいなくなってせいせいするわ。」 なんて言って、突っぱねるように追い出した。 でも、私も自分の気持ちに嘘を付けるような人間ではない。ちゃんと、気付いているのだ。 ―――ただ、私はこんなだから…… 彼に寄り添う事も、彼と歩む事も、重荷にしかならないだろう。 だから私は諦めた。これ以上、深く付き合ってしまったら―――彼を傷付けてしまう。 「……また来るよ。今度は見舞いに…な。」 そんなに格好良く無いのに、どうしてだろう。 彼の笑顔が眩しくて、『もう来るな』って言えないんだ。 いつの間に、私の中の彼がこんなに大きくなったのかな――― 「……そう……ね……」 歯切れの悪い私の返事が彼の元へと届く。届いてはいけないのに――― 「? あぁ、それじゃ、またな―――」 彼から顔を背けて手を振る私の顔は、どんな顔だったのかな。 『またな』って言ってもらえたのが嬉しくて、悲しかった。 おわり